小売業界 | 東進ハイスクール 千歳船橋校 大学受験の予備校・塾|東京都

2020年 5月 21日 小売業界

今日は「小売」業界について紹介したいと思います!

 

なぜ業界について紹介しているのかは校舎アルバムの業界紹介1日目を

チェックしてみてください!

 

「小売」という単語を聞いたことはあるけど、詳しい仕事とかはわからない!っていう

人も結構いるのではないでしょうか?(私も詳しくは知りません)

 

なので、

 

1.小売業界とは?

2.具体的な仕事内容

3.商社の仕事に就くために入ると良い学部

4.その学部がある大学(偏差値順、国立私立別)

 

の順で小売業界について少し話したいと思います!

 

 

 1. 小売業界とは?

 

そもそも小売とは何でしょうか?

すごく簡単に説明すると、メーカーや生産会社から仕入れた商品を

消費者に販売することです。

 

例をあげると、百貨店、よろずや、専門店(ドラッグストア、ホームセンターなど)、

スーパー、コンビニがあります。

私たちの生活に身近なお店がいくつか含まれてますね!!

 

元は〝直接″商品を消費者に販売することを小売と呼んでいたらしいですが、

最近ではインターネットでの販売も導入されていて、

私たちの生活には欠かせない存在となりました。

 

また、小売業界ではお客様に直接商品を販売するので、

お客さまとのコミュニケーションを大切にしなければなりません。

 

小売業界は接客サービスを行う仕事のイメージが強いですが、

顧客のニーズを調べたり、商品の広告の仕方などを考えたりなど色々なスキルが必要とされます。

 

ここで小売業界の具体的な仕事内容について少し見てみましょう!

 

 2. 具体的な仕事内容

 

小売の仕事内容は大きく3つに分かれます。

 

     ①販売を中心とした店舗経営・マネジメント

     ②仕入れ、在庫管理を担物流業務

     ③店舗や運営の企画など販売促進業務

 

これだけ見ても具体的な仕事内容は分からないので、

1つ目の店舗経営・マネジメントから順番に見ていきましょう!

 

 

小売の仕事のひとつに挙げられるのが、販売を中心とした店舗運営やマネジメントです。

店長やマネージャーとして店舗全体を管理します。

 

 店長ならば販売スタッフとともに接客や商品補充をしたり、スタッフの教育や管理をしたりします。

商品を売るだけでなく、スタッフの育成も大事な仕事なんですね!

 

 

マネージャーになると複数の店舗を巡回してマネジメント業務を行います。

 

例えば、売上が低迷している場合は、「なんで売上が上がらないのか」の原因を店長とともに探り、

売上アップのための施策の立案と実行を行います。

 

売上が好調な店舗の場合は、「さらに売上を伸ばすため」の方法を模索し実行に移します。

また、売上が好調な要因を分析し、他の店舗に転用していくことで担当エリアの売上を伸ばしていきます。

 

また、その店舗が「住宅街にあるのか・ビジネス街にあるのか」、「駅から近いのか・遠いのか」、

「学生が多いのか・家族連れが多いのか」など、立地や客層によって売れ筋商品に大きな違いがあります。

マネージャーはそれらの状況を把握・分析し、各店舗に合ったイベントの打ち出しやセール時期・在庫管理・ディスプレイなどを適切に調整していかなければなりません

 

また、現場と本社(本部)の仲立ちとなり、課題解決の役割も果たします。

 

状況がそれぞれ違う店舗で、どれだけ売り上げを出せるか考え、それを実行にうつさなければならないマネージャーは高い分析力と情報収集力が求められますね!

 

ただ、いずれも消費者の要求を把握して、売上の向上やサービスの改善に取り組むこと

が求められます。

 

 

2つ目の物流業務の主な仕事は業者からの商品の仕入れです。

在庫管理を行う物流業務も小売の仕事になります。

 

物流業務に携わる人のことを「バイヤー」と呼び、商品の選定から買い付けを行う仕事を任されます。

また、仕入れルートの新規開拓もバイヤーの業務のひとつです。

 

バイヤーは市場の動向を読み取って、商品展開のコンセプトを考えて商品を仕入れます。

消費者が求める商品をどれくらい仕入れるかを判断するので、店舗の売り上げに直結します。

 

かなり責任の重い役職ですが、小売では花形職種なので人気が高いみたいですね!

 

 

小売はバイヤーが仕入れて販売スタッフが販売します。

しかし、店舗に並べているだけでは満足のいく売り上げになりません。

そこで重要になるのが、3つ目の販売促進業務です。

 

販売促進業務は店舗レイアウトの考案、新規店舗の出店、マーケティング戦略の立案

などが仕事内容となります。

キャンペーンの実施SNSを活用した集客を実施している企業や店舗もあります。

新規出店をする際は物件探しや内装デザイン、人員配置などを企画します。

 

このように小売には様々な仕事があります。販売や接客だけでなく、データ分析やマネジメントなど

1つの業界でさまざまな経験を積むことができるのがいいですね!

 

 

 

 3. 就くために入ると良い学部

 

とはいっても、小売業界は幅が広いため、「この学部出身じゃなきゃダメ!」とかはないうえ、

就職するにあたって特別な資格も必要ありません。

 

ただ、小売業界では流通の仕組みや、販売のノウハウを知っておくと採用の時に有利になるので、

 

商学部

経済学部

 

の2つが強いです!

小売業に携わりたい人はこの2つの学部を目指していきましょう!

 

また、大学の学部とは関係なくなってしまいますが、

小売業界に就職する前にコンビニやスーパーなどでバイトして経験積むのも大事だと思います。

 

4. その学部がある大学(偏差値順、国立私立別)

 

まず商学部からです。

 

次に経済学部です。

 

商学部と経済学部のどちらの表にも載っている大学がいくつかありますね。

 

商学部と経済学部は多くの大学で設置されている学部なので、この表だけを見て志望校を決めるのではなく、自分でいろんな大学のホームページを見ながら志望校を決めてください!

 

 

 

長くなってしまいましたが、これで「小売」業界の紹介を終わりにします。

興味がある人は一度ネットなどで調べてみてください!

少しでも皆さんの参考になれたなら幸いです!

 

 

明日は「金融」業界について紹介します!

お楽しみに!!