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2018年 12月 29日 君たちは「なぜ」生きるのか
こんにちは!千歳船橋校担任助手の高橋賢です。
今年もあと2日…皆さんは2018年をどう過ごしたでしょうか。
僕はと言えば、今まで一番生きてきた中で精神的に変化した年でした。
なので、今日は「2018年で一番考えたこと」を皆さんにお話しようと思います。
長いブログになると思うので、年末年始の空いた時間で読んでください。
受験勉強で考えておきたいこと
皆さんは「夢・志」や「将来どう過ごしたいか」などは決まっていますか?
東進には<勝利の方程式>という指導方針があるのですが、その一番初めに来るのが「心を鍛える」という項目です。平たく言うと夢や志を決めてから大学を決めよう、ということです。
受験生の中には「大学でやりたいことを見つけたいからとりあえずいい大学へ」という人もいますし、それで成功する人もいます。
ただ、高校生のうちに決めておくに越したことはありません。
一言に「将来を決める」と言っても、まだ将来が漠然としていて分からないことも多いでしょう。
さらに、今から十年後には新しい職業、廃れる職業もたくさんあるでしょう。
だからこそ、「高校生のうちに将来を考えること」には
①分からないなりに将来を考えることで、その将来に直面した時に適応できる可能性がある。
②今を頑張るモチベーションを発見する。
というメリットがあります。特に②は大学受験において大事だと思っています。
大学受験という明確な期限が決まっている壁に対して、「先が分からないから歩かない・ぶつからない」のではなく、
「先が分からないから全力で乗り越えてみせよう」と今頑張れることが非常に重要なのです。
行動が先か?動機が先か?
少し余談ですが、行動とモチベーションの関係は所謂「にわとりたまご」のようなもので、
モチベーションがあるから行動する
という場合と、
行動するとモチベーションが上がる
という場合があります。つまり、
勉強の必要性や志望大学の必然性を熟考する力も
悩みながらも自分の将来のために後悔しない勉強を実行する力も必要ということです。
「頭じゃわかってるけど行動できない」という人は、このどちらかが欠如している可能性が高いので、そこに注意ながら自分を省みてください。
5W1Hで将来を考える
さて、先ほどまでは「今」について考えたので、今度は「将来」について考えてみましょう。
君たちはどう生きるか
という本をご存知ですか?原作自体は昭和12年に出版されたものですが、昨年漫画化され再度脚光を浴びました。
非常に面白い本なので、まだ読んでいない方はご一読下さい。
さて、この本は主人公が経験するいくつもの事象の中で「(人同士が複雑に絡み合う社会の中で)どう生きるか」ということについて考えを巡らせるのですが、ここでは6つの視点から「生きる」ことについて考えてみましょう。
Why:なぜ生きるか
How:どのように生きるか
What:何をして生きるか
When・Where:いつ、どこで生きるか(「生きる」べき場面や時期)
Who:誰と生きるか(誰のために生きるか)
この6つの問いに、あなたはどう答えますか?
2018年、僕はこのようなことをかなり考えてきました。
僕なりの答えは徐々に出てきていますが、皆さんの答えとは異なると思うので、その紹介はまた後日…。
こういったことを考え、皆さんの将来像を具体化することで志望大学・志望学部の決定や勉強のモチベーションにつながると考えています。
年末年始できっと考えに耽る時間はたっぷりあると思いますので、この機会に是非「生きる」ということについて考えてみては如何でしょうか。