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2019年 11月 12日 人生の夏休み??寝て過ごすかどうかはあなた次第!!
こんにちは!
上智大学理工学部機能創造理工学科4年の髙橋雅史です!!
今日は「大学生って何しているのか?」というテーマを、理系の中でも「実験系の研究室」という観点から記述していきます。
研究室??実験系??
私は理系の学生で4年生です。
上智大学の場合、1~3年までは、週に1回、200分の時間で行われる「学生実験」と呼ばれる実験のほかに、1日2~3コマ程度を目安として講義を受講します。
一方4年生の最初に研究室に配属され、「卒業研究」をいうものをその研究室で行います。
数多くの学問分野で、最先端の研究を行っている教授・准教授に指導・アドバイスをもらいながら、その学問分野の研究を進めて、論文という形でまとめるのです。
僕は、電気電子工学の研究室に所属しています。
いわゆる「実験系」の研究室です。
(対義語としてシミュレーション系の研究室が挙げられます。)
電気工学/低温工学、すなわち通常超電導と呼ばれる学問分野について研究しています。
そこで、毎日実験を行い、データを集めたり、分析したり、考察したりしています。
ごく簡単で基礎的な例ですが、実験時のデータを次に記載しておきます。
これは、導線を渦巻きにして、低温で冷やした時の、電圧と電流の様子を調べた時のものです。
その他にも、参考文献として、知見を深めることを目的として、論文を読んだりしています。
卒業研究だけにとどまらない学び
その他にも、個人のスキルアップを目的として、「プログラミング」を勉強しているほか、「TOEIC」という、大学生・社会人版の英検みたいなものにも挑戦しています。
その他にも、簿記にも興味を持ちましたし、統計学の本を読む、機械工学の学問について興味があるなど、文理問わず様々な学問にチャレンジしたいと思いました。
この領域は、完全に任意で行っています。
最近、僕の哲学として、「勉強は自分の知見を広げ、正しくかつシンプルにで体系的にものが見れるようになるもの」、もしくは「資格のための勉強は、「ルールの中で知識をもつことによって、安全で能率的に活動できるための切符」を手に入れるもの」といった風に考えています。
(概念をむりやり言語化したので日本語や表現方法に無理があります…)
例えば、前者について、大学に入れば、機械系は4力と呼ばれる、【機械力学】【材料力学】【熱力学】【流体力学】の4つの学問について学びます。
一方、日本の基幹産業の一つとして自動車の産業がありますが、自動車だってらの学問に基づいて行われているわけです。
自動車の大小様々な構成部品の形は機械力学を基に考えられていますし、骨組みや強度といったところは材料力学を、エンジンの設計は熱力学を、空気抵抗を減らすための設計は流体力学を…といった具合です。
(ちなみにそこに、電気自動車を切り口として電気工学が、自動運転やコネクティッドを切り口として情報系の学問が入り込んできています。)
たしかにブラックボックスと捉えて考えを放棄して、何も知らなくても生きてはいけます。
しかし、学術的な視点を持っていれば、それらについて議論ができて、なかなか楽しいと思いますよ!!
僕自身はほかに例えば、プログラミングであれば、「勉強しなければいけない」という思考でしたが、「プログラミングという部下のようなものを携えておけば、(実験の)データが複雑になっても解析できる」という発想の転換がありました。
(すべての学問に対して普遍的に言えることですが、)後者の捉え方のほうが正しい認識であるように思い始めました。
いろいろ話しましたが、とにかくも大学生は、視野が広がります。
昨日川島先生が言ってますが、大学生は自分で選択できます。
視野を広げる選択をするのも、社会人になってからは遊べないので今のうちに遊んでおくというのも選択肢の一つで、どれも誰かに決めてもらって行うものではありません。
(むしろ後者の選択肢のほうが圧倒的メジャーな意見のようですが…僕は前者の魅力について気付く機会があったので前者後者バランスよく選んでいます。)
ぜひ、大学生の間に、大いにたくさんの世界におぼれて、迷って、選択して、アイデンティティーを確立していってほしいです!!
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