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2019年 10月 31日 #復習 #全国統一高校生テスト
こんにちは!
東進ハイスクール千歳船橋校の髙橋雅史です!
上智大学理工学部に通っています。
最近は卒業論文を書くために研究を始めました。
いよいよ理系大学生らしいことを始めたなって気分です。
理系志望の生徒・文理決まってない生徒・文系だけど理系についても知りたい生徒…
是非僕のところまで来てください!!
さて、今週のテーマは「全国統一高校生テストの復習について」です!
みなさん!先週の全国統一高校生テストはいかがだったでしょう??
今日は、せっかく受けた模試を復習まできちんと遂げてほしいと思い、復習方法について書きます。
復習ってなに?!?!
復習の目的ですが…模試を解き、そして分析をして、その分析結果にどう向き合うかが重要になってきます。
模試が終わった今、「次の区切りとなる模試までに何をすべきか。」「何を心がけるべきか。」がわかる状態を目指してほしいです。
例えば、皆さんなら「復習して!」と言われたら、何をしますか??
よくある答えが「解説授業見ます」です。
もしくは「解答冊子(※)みました!」です。
(※ダウンロードして用いる「解答・解説」を、解説授業と明確に区別するため、便宜上「解答冊子」としています。)
うーん…諸説ありますが、僕にとってはこれで復習が完結するとは思いません。
国語の辞書にもこうあります。
”【復習】一度習ったことを繰り返して勉強すること。おさらい。”
僕にとって解説授業や解答冊子は、復習の前段階の「確認作業」です。
解説授業や解答冊子は、「できなかった問題について理解を深めるため」という観点では必要不可欠で優れたツールです。
しかし…本当の意味で学力として定着させて使える知識とするためには…
解説授業や解答冊子で答えを確認した程度では到底及びません。
1回の模試の解答を完璧にしただけでは、まったく不完全だからです。
皆さんはいままで、知識や技能を、授業や、教科書・テキスト、参考書、問題集、高速基礎マスターなどで体系的に培ってきたと思います。
一方、模試は、今までやってきたそれらの学習コンテンツの理解度を問うているのにすぎません。
そうなれば、模試は合格可能性を図るという目的があるだけではなく、今まで行ってきた学習での「学習の完成度」もしくは「学習の課題点」を明確にする役割があると思いませんか??
模試で間違えたところ・不明なところは、今まで取り組んできた学習コンテンツにおいてまだ発展の余地のある点ということです。
(あくまで、受験で必要な知識が詰まった問題集という前提で書いてます。その前提が破綻してると成り立たないので、自分が使っているもので不安な場合は校舎スタッフまで)
だから、解答冊子や解説授業で、間違えた点・不明な点を確認しただけでは、完結しないのです。
次に一つの例として、僕の考えをまとめたものを掲載します。
復習のための2ステップ
Step1
冊子を読んで、解説を受けて、①知らなかった知識なのか、②失念してただけなのか、③知っていたけど力不足なのか、④その他…などを「確認する作業」を実施しましょう。
(↑さっき出てきた「確認作業」はここまでです。)
Step2
ここからが本番。
(例えば、②③)
いままでの学習コンテンツでも見たことのあるような内容であれば、それらコンテンツに戻ることは有効手段の一つでしょう。
ついでに、模試で問われ、間違えた・不明な点を切り口に、元の学習コンテンツで体系的に見直してみましょう。
(例えば、①)
見たこともない問題で、あれば、自分の得点率から考えて、次回の区切りとなる模試で得点にするべきなのかを考えてみましょう。
必ずや必要となれば、インプット学習を詰めるのか、もう1ランク上の勉強を開始するのか、はたまたアウトプットの学習に移行しなければいけないのかを考えてみましょう。
Step3
模試で間違えた点について、自分の言葉で、数学や理科なら解答を作ってみて、英語や国語・社会ならセルフレクチャーしてみてみましょう。
僕は、セルフ確認テストと呼んでました。科目の先生気取りで答えを作る/解説するんです!
確認テストはPOS上で問題を表示して、答えを打ち込むことを言いますが、ここで行う、裏紙などに自分の答え書き出して解答冊子と見比べて、本質的にあっているかどうかを確認したりすることは、確認テストに通じませんか?
そこまでして、解答にアプローチ出来たら、本物の復習です!!
このような思考を持って復習に取り組むといいと思います。
今後の学習計画の参考にしてください。
ここからはお知らせです!
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