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2019年 7月 26日 行動はシングルに 教科はマルチに
皆さんこんにちは!
理科大の最寄り駅で、花火大会に行く浴衣男女の行列を横目に
一人電車に乗ってちとふなに帰ってきました
戸井公輝です。(友達はいますよ??たぶん…)
さて今週のテーマは、ほぼすべてのの受験生が悩むことであろう
「集中力の持続」についてです。
皆さんはどれだけの時間集中して勉強していられますか?
ひとそれぞれ個人差はあると思いますが、
3時間~4時間もずっと集中していられる人はそういないと思います。
それができている人は、おそらくその教科が大好きであるか、
勉強自体が好きな人だと思います。
でもそうでない人は(僕もですが)本当に集中できるのは
せいぜい1時間~1時間半ほどではないでしょうか。
でも安心して下さい。
それは決して悪いとか、自分の能力がないとかではないのです。
人間として当たり前なのです。
それに、徐々に低下していく集中力で3時間やるよりも、
集中して1時間やるのを3回行えるほうがよっぽど賢い勉強法です。
ただ、この1時間をどうやって勉強するか、
一日にどんなふうに勉強するかによって、さらに効率が変わってくるのです。
それでは、僕がおすすめする
集中力の続く勉強法の2つのキーワードについて
お話ししましょう!
①行動はシングルに
まず皆さんに質問です。あなたがたとえば数学の問題集をやるとしたら、
どのような手順で行いますか?
問題をみて、自力で回答し、わからなければ解説を見て、丸付け、見直し、解きなおし
こんな感じでしょうか?
ここでポイントなのは、
この手順を1問ごとに周回しないということです。
言い換えれば、初めの1時間では解答解説や、自分の計算の正誤は気にせず
問題を解くことのみを行うということです。
そして何問か解き終えたら、それを次の1時間で見直す。
時間配分は個人の好きな長さで構わないですが、
とにかく何問か連続して解いておくことが勉強の効率に大きくかかわるんです!
模試の時を思い出してみてください。1時間~1時間半という時間ならば
模試を解いているときのほうが、ただ問題集をやるより
ずっと集中していると思いませんか?
もちろん制限時間という制約があるのも関係していますが、
問題を解くという行為のみを行っているから集中しやすいのです。
人間の脳は複数のことを同時に考えるのは得意ではありません。
一度問題を解くときの脳に切り替えたのなら、
それを続けるほうがエネルギーを効率よく使えるということなのです。
「行動はシングルに」することで、あなたもきっと勉強がはかどるはず!
②教科はマルチに
もう一つ、人間の脳は同じ部分を使い続けると疲れるという特徴があります。
もっともそれを言ってしまっては、
ずっと勉強していることも脳の使い方として効率が悪いのですが、、、
そこは受験生!そうも言ってられません。
勉強を続ける中にも、
脳の使い方の異なる勉強をミックスすることで
いくらか改善できるというのが、このアドバイスの趣旨です。
英語、数学、国語、理科、社会
それぞれどんなふうに勉強しているのかを考えれば、
脳の使い方が違うのも感覚的になんとなくわかるんじゃないでしょうか?
数学に集中できなくなったら社会を暗記する。
今日の分の英単語の復習が終わったら物理の問題を解く。
組み合わせや配分は、個人の優先度によって変わると思いますが、
やるべきことが1教科しかない人はまずいないでしょう。
日々コツコツと、少しずつでも着実に進めていく
これが勉強の基本です。
「教科はマルチに」勉強することで、
自分の脳を上手に使ってみてください。
いかがでしたか?
これから夏本番で気温も上がってきます。
勉強の集中力を保つのはより困難になっていくことでしょう。
自分に合った集中力の保ち方や、脳の賢い使い方のヒントを得て、
受験の夏を乗り越えていきましょう!!